デュベル・モルトガット醸造所

1871

1871

すべてはヤン・レオナルド・モルトガット夫妻がブリュッセルとアントワープの間に位置するブレーンドンクの村で1871年にモルトガット醸造所を創業したことに始まります。20世紀はじめは、数ある3,000の醸造所の一つにすぎませんでした。試行錯誤の末、ヤン・レオナルドの上面発酵ビールは近隣地域までその評判が広まり、まもなくブリュッセルの中産階級まで彼のビールをこぞって買うまでになったのです。

1900-1918-2013

時は好況期。2人の息子のアルベールとヴィクトールが参加します。アルベールは醸造家、ヴィクトールはブリュッセルまでビール運搬と、明確に役割を分担していました。第一次世界大戦によって、ベルギーは英国と密接になりました。とくに当時非常に人気があった英国エールも第一次大戦によってもたらされたものの一つです。大人気の英国エールに触発されて、アルベールは英国エールをベースに新しい特別なビールを創り出そうと決意しました。
アルベールは、最高品質の原材料だけを使用してあらたなエールを創造することを望みました。そこで英国に渡り、現地の醸造所の抵抗にあいながらも、とうとうスコットランドの醸造所から酵母のサンプルを手に入れました。今日使用されている酵母も、その酵母見本から受け継がれてきたのです。パーフェクトなレシピをつくるためにアルベールとヴィクトールの研究は続きます。
第一次世界大戦の終結を記念して、新たなビールは「ヴィクトリーエール」と名付けられます。

地元の試飲会で近所の靴屋さんのヴァン・デ・ワウワー衝撃的なアロマに感銘を受けて、「このビールは悪魔だ」と表現して以来、名称も「Duvel」に変更。当時のキリスト教国のベルギーでは、この時代に「悪魔」という名前を冠するのはかなりセンセーショナルでした。

1958-1960

「これまでのビールと全く違う」。これが話題を呼び、その評判は国を超えていきます。
デュベルの国際的な評価が高まるにつれて製品レベルも成長します。このスペシャルビールに最初に魅了された国はオランダでした。1960年代には、デュベルの弟分的ビールが発売されました。その名もグリーンデュベル。発酵過程を1回だけにとどめることで、わずかな軽さが生まれ、近隣のバーやカフェで爆発的な成功を収めました。

3代目モルトガット家(ベルトとマルセル・モルトガット、レオンとエミール・モルトガット)はユニークなビールにはそれに見合ったユニークなグラスが必要だと考えました。
1960年代後半、はじめてのチューリップ型ブランドグラスが出来ました。ワイングラスを思い起こさせる画期的なこのグラスには、330ml瓶のビールの内容量すべてを注げなければなりませんでした。このグラスはビールの持ち味すべてを楽しんでもらうために、デザインされています。丸い形は、デュベルの最高の味わいと香りを堪能するために。トップに向けて細くなるデザインは、ガスを逃さないように泡をキープするためです。

2000-

モルトガット家は醸造所の設備投資をコンスタントに行い、常に最高の品質を提供しています。そのおかげでデュベルは瓶内の品質が完璧に管理されたスタンダードとして世界的に広く認知されました。1990年代終わりには4代目が事業に参加し、デュベルを世界的企業に発展させる決意をしました。1923年のデュベルの出荷数はかぞえるほどでした。今日、デュベルは世界各国60カ国以上でビール通の方々にお楽しみいただいています。そして今も、オリジナルレシピに基づき長い時間をかけてビールを醸造し続けています。 (www.duvel.beより抜粋。一部加筆)

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